Top Message

トップメッセージ

サステナビリティ経営の増強にグループ全体で取り組み、
企業の持続的成長と新たな価値創造をめざしてまいります

NEXTコロナ時代にこそ「増強」する企業へ

富士紡グループは、1896年(明治29年)の創業以来120年以上にわたり、時代が求める新たな技術・製品の提供を通じて価値を創造し、着実に成長を続けてまいりました。

当社は、研磨材事業、化学工業品事業、生活衣料事業、その他事業の4事業において、世界を舞台とするさまざまな企業を支える重要な役割を担っております。

現在、世界は気候変動問題を始めとする多くの深刻な社会課題に直面しており、その解決の担い手として、企業に対する社会の期待も高まっています。さらに、近年のESG投資の拡大のなかで、投資家も、環境や社会面を視野に入れた長期戦略を掲げる企業を高く評価するようになっています。

当社はそうした投資家・ステークホルダーの皆さまのご期待に応えるため、2021年2月に新中期経営計画「増強21-25」を発表いたしました。厳しい時代にあってこそ当社のモノづくりの技術を活かし、成長力を増強させていくことが必要であると考え、2006年以来、中期経営計画において「変身」、「突破」、「邁進」、「加速」と成長のシグナルを提示し続けると共に、常にサステナビリティを意識した経営を推進しております。本中期経営計画においても、自社のサステナビリティ経営を「儲けること、すなわち、成長性・収益性の追求と共に、社会貢献、誠実さを追求する」と定義いたしました。

持続可能な循環型社会の発展に貢献

当社は富士山麓に設立した紡績業「富士紡績」としてスタートしました。創業当時の紡績工場の多くは、石炭を燃やす蒸気機関を紡績や製糸などの動力にしていましたが、当社の創業者たちは富士山の豊富な水を動力として紡績産業を盛り立てようとしたと伝えられ、そのような環境配慮型の経営戦略はサステナビリティ経営の先駆けともいえるものです。

そして現在に至るまで、当社では水環境を始め大気や森林等、自然環境の保全について細心の注意を払って事業展開を行ってきました。事業運営において「安心・安全の確保」の原則を環境および地域社会の安全まで拡大し、「工場の事業活動により環境汚染をさせない」という前提で事業運営を行っています。具体的には省エネルギー、省資源を実現するための技術革新や環境重視の設備投資、よりクリーンな排水等の環境改善に取り組んでいきます。

私たちは、今後も地域・社会・地球環境との調和を大切にしながら、ステークホルダーの皆さまから信頼される企業を目指して、持続可能な循環型社会の発展に寄与してまいります。

富士紡ホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長 中野 光雄