Biological Durability

生物多様性の保全

富士紡グループでは、生態系が適切に保たれ、自然の恵みを将来にわたって享受できる自然共生社会を実現するため瀬戸内海の環境保全支援に取り組んでいます。また、プラスチックごみ問題の解決への共同体参画や経団連自然保護基金事業への寄付、森林保全認証資材に使用などを通じて生物多様性の保全に貢献します。

水族館「うみたまご」への出資

瀬戸内海の豊かな自然環境に囲まれた事業所・工場では地域とのつながりの中で生物多様性の保全活動を支援しています。そのひとつとして大分県の水族館「うみたまご」を運営する(株)マリーンパレスへ出資するなど、瀬戸内海固有の生物相を護る活動を行っています。

海洋動物の生態系研究
「つくみイルカ研究シンポジウム」

水族館「うみたまご」が津久見市と運営する、「つくみイルカの島」では、大学研究機関による官民学連携の「つくみイルカ研究シンポジウム」を毎年行っています。これはイルカの長期飼育や繁殖研究を通じて人とイルカの共生関係をさらに発展させ、海とつながる子どもたちの未来を豊かにすることを目的にするものです。イルカについての学習や教育、学術研究、種の保存、レクリエーションなどの諸活動を地域活性化に連動させた新しいサステナブルな社会貢献活動です。2017年7月には、「イルカ研究サミットinつくみ」が開催され、活況ある意見が交わされました。

水産庁、九州経済産業局、大分県農林水産部、山口大学、神戸市立須麿海浜水族館等、官民学の各視点からサステナブルな認識を深めました。このようなイルカとの触れ合いや生態調査・研究活動を深めることが地域活性の起爆剤となり、また生物多様性保全に対する発信力も高まる相乗効果が期待されています。

海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組み

富士紡グループは2018年、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスに参画しました。この取り組みは地球規模の課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた国際的な企業連携プロジェクトです。

参画企業は海洋プラスチックごみ削減のため、プラスチックごみのポイ捨て防止の徹底をはじめとする廃棄物の適正管理、3R技術の促進や生分解性にすぐれたプラスチック製品、紙などの代替素材の開発と普及の促進への対応が求められています。当社グループはエコプラスチックの普及に取り組む以外にも、プラスチック製品全般の有効利用に関わる様々な企業とともに、海洋汚染防止を通じて生物保全に取り組んでいます。

経団連自然保護基金への寄付

日本経済団体連合会(経団連)の会員企業として、経団連自然保護基金の事業の趣旨に賛同するとともに、企業としての自然保護活動への支援、社会貢献の視点から公益信託自然保護基金へ毎年寄付をしております。

森林保全の取り組み

フジボウアパレルで展開しているB.V.D.ブランドでは、FSC認証を受けた副資材(下札)を使用しています。FSCは持続可能な森林活用・保全を目的として「適切な森林管理」からの製品であることを見える化するかたちで認証する国家的制度です。2020年より、下札類すべてをFSC認証の木材から作られた紙に切り替えています。

その他環境課題への取り組み