Water Resources

水資源に関する
環境負荷の軽減

富士紡グループの事業活動は、瀬戸内海を中心とする豊かな水資源に支えられています。水とそれを生み出す自然の恵みに支えられていることを踏まえ、水資源における環境負荷の軽減に取り組んでいます。

瀬戸内海に接するフジボウ愛媛壬生川工場と大分工場では活性汚泥法による廃水処理施設を保有しています。活性汚泥法は廃水を微生物の働きで分解し、汚泥を沈降除去する方法です。上澄み液を水質検査した上で海に戻す環境にやさしい廃水処理を行っています。また、瀬戸内法など総量規制制度にも対応して適切な水質の維持管理に努めています。各事業場では水質汚濁防止法や下水道法を遵守し、定期的に水質検査を行い公共用水域等に放流しています。

また、瀬戸内海の水資源の保全に貢献するため、公益社団法人「瀬戸内海環境保全協会」に加入しています。

大分工場廃水処理設備
武生工場排水処理設備

水資源環境負荷軽減の取り組み

繊維製品の製造における染色加工工程は、大量の水を使用します。フジボウテキスタイル和歌山工場では、使用する染色機を、水や染料の使用量の大幅な削減につながる「低浴比タイプ」へ順次更新することで、環境負荷軽減につなげています。

その他環境課題への取り組み